レポート

スタートフラッグを振る高橋はるみ北海道知事に送り出される ALFA ROMEO GIULIETTA SV ZAGATO

スタートフラッグを振る高橋はるみ北海道知事に送り出される ALFA ROMEO GIULIETTA SV ZAGATO

2017.07.07【DAY1】

夏の訪れとともに北海道クラシックカーラリー 2017 が開幕

MG C-TYPE MONTLHERY の後ろにはセブンスターの木が見える

MG C-TYPE MONTLHERY の後ろにはセブンスターの木が見える

美瑛の丘・パッチワークの路を走る PORSCHE 356 PRE-A SPEEDSTER

美瑛の丘・パッチワークの路を走る PORSCHE 356 PRE-A SPEEDSTER

公開PC競技を終えゴールする SIMCA 8 SPORTS BARCHETTA

公開PC競技を終えゴールする SIMCA 8 SPORTS BARCHETTA

日が落ちる寸前に到着した MAZDA COSMO SPORT はこれから最後のPC競技へ

日が落ちる寸前に到着した MAZDA COSMO SPORT はこれから最後のPC競技へ

4回目の開催を迎える北海道クラシックカーラリーが、夏の訪れとともに北の大地で開幕した。今年は3日間の日程で、札幌をスタートし、富良野・美瑛・網走・知床・釧路・新得を巡り、再び札幌へ戻る約1,100kmのコースを駆け抜ける。大人たちの熱い戦いが、夏を迎えた北海道で繰り広げられる。

1日目は、札幌の旧北海道庁前の広場・アカプラでスタートセレモニーが行われ、高橋はるみ北海道知事がスタートフラッグを振って1号車を送り出し出発となった。スタート会場には平日にもかかわらず、たくさんの人たちが応援に駆け付けてくれた。出発前には、ゼッケンナンバーが書かれた缶バッジをエントラントからもらって喜ぶ子どもたちや、車のことを熱心に質問している大人たちの姿がそこかしこで見られた。

札幌を出ると、最初のスタンプポイントとなるソメスサドル砂川ファクトリーへ。ここでは、車を停めて徒歩でファクトリー内のギャラリーにてスタンプを捺印してもらうという設定となっていた。これは、その場所を通過するだけではなく、中まで見て楽しんでほしいという主催者の意図による。日本唯一の馬具メーカーであるソメスサドルの広大なファクトリーの敷地内にある中庭では、馬が放牧されており、暑さが厳しい中でものんびりと過ごしていた。

砂川を出発した一行は、PC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)の会場となる芦別の北日本自動車大学校へ向かう。ここでの競技は、10区間のうち1区間が計測結果公開形式で行われた。競技後に発表される結果にエントラントたちは一喜一憂しながら、競技会場内に設置されたスタンプポイントへ。スタンプポイントでは、近隣の大橋さくらんぼ園より有機肥料で栽培された新鮮なさくらんぼが振る舞われ、エントラントたちはみな美味しそうに頬張っていた。スタンプ捺印後、自動車大学校のテストコースにて競技が再開。1回目の競技はコースの内側エリアで3連続の設定で行われたが、今度は総延長2.5kmの本格的なテストコースを使った7連続の設定で行われた。このダイナミックなレイアウトは、他のラリーではなかなか体験することができない、北海道ならではのものといえる。

芦別での競技を終えると、富良野でランチタイム。食事後は、スタンプポイントとなっているとみたメロンハウスにて、スタンプ捺印と小休憩。エントラントには瑞々しいメロンが振る舞われ、昼食を食べたばかりだがみなペロリと平らげていた。

その後、美瑛を経由し佐呂間の富武士漁港を目指す。この日最後のスタンプポイントとなった漁港では、サロマ湖特産の肉厚なホタテの炭焼きが振る舞われ、ここでもエントラントたちは美味しそうに焼きたてのホタテを頬張っていた。今回この北海道クラシックカーラリーでは、各スタンプポイントで北海道でしか味わえない地元の味が提供され、その中から気に入ったものをエントラントが1つだけ選び、大会後に自宅に送られるという新しい試みがなされた。エントラントにとっては、実際に味わってから選べるという嬉しいギフトだ。

漁港を出ると、1日目のゴールとなる北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾートへ。ここでは、この日最後のPC競技が計測結果公開形式で行われ、札幌から約420kmもの距離を走ってきたエントラントたちは疲れも見せず、集中した表情で競技に臨んでいた。日が落ちてから到着した車も、計測ラインが見えづらい状況のなか競技をこなし、1日目を終えた。

2日目は、網走から知床を経由し、釧路まで約400kmの道のりを走る。駐車場では、遅くまでメカニックによるメンテナンスの作業が続いていた。成績も大事だが、まずは1台でも多くの車が無事札幌まで戻り、完走できることを願う。

Historic Car Japan 岩本 美香)
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